東京大震災への備えについて

2016年4月14日に発生した熊本地震から1ヶ月が経とうとしています.被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます.

東北の震災から5年という短い間隔でまさか九州地方で震度7クラスの震災が生じるとは思っていなかった、というのが筆者の正直な感想でした.と同時に、次はいよいよ東京かという危機感を強くしました.東京というと人口密集地帯です.東京の水道・電気・ガス・物流などの社会インフラが麻痺したら、食料やトイレや医療の確保がどれだけ大変だろうかと怖い気がします.

大地震が来たときには、このような厳しい状況を覚悟しておくべきと思います.
●水も電気もガスも電話も止まります.
●行政が崩壊します.食料の配給なんかたぶんしてくれません.
●救急車はたぶん来ません.道路が通行できませんから.
●消防車はたぶん来ません.目黒区における出火予想件数は27件であり、しかし消防車は20台しかないそうです.道路も通行できません.

大震災直後の一週間ぐらいはこのような未体験の非常時になるでしょう.その一週間を生きるために、どんな備えをしておくべきでしょうか?

 


以下では、大地震への備えとして町内の皆様にお願いしたい「備え」についてです.各ご家庭でお考えいただけますようお願い申し上げます.

1.一週間分ぐらいの水と食料を蓄えましょう

目黒区は、避難所で備蓄食料(カンパンやアルファ米)の配布をする仕組みになってはいますが、震災発生のその日に避難所が開設され、豊富な食料が揃っているとは思えません.大震災直後は間違いなく行政は崩壊します.冬の寒い日や夏の炎天下の避難所に貰えるかどうか判らない食料を求めて行列したくはありませんよね?
そうならないために、ペットボトルの水を10本ぐらい蓄えましょう.缶詰やカップ麺やピーナッツのような保存の利く食料を蓄えましょう.

2.寝床の周囲にタンスを置かない

就寝時に地震が来て倒れた家具で動けなくなっては大変です.布団やベッドの周辺に背の高い家具を置かないようにしましょう.

3.消火器を用意しましょう      (道路の消火器を確認しましょう)

火事が発生してしまったら消火器は強い味方になります.一家に一本の消火器を用意しましょう.ただし、火事は消火器1本では消せません.近所の人に手伝ってもらって、消えるまで3本でも4本でも使って消火するんです.そのために、ご自宅近くの路上にある消火器の場所をチェックしておきましょう.路上消火器の場所はこちらの防災マップでもわかります.消火器の取り扱いに慣れるため防災訓練に参加しましょう.

4.家族の安否確認はどうするの?

災害用伝言ダイヤル171というサービスをNTTがやります.大規模災害時はこれが唯一の手段になるかもしれません.171にダイヤルしてあとは音声ガイダンスに従ってメッセージを録音します.

5.トイレはどうなるの?

断水してしまうと水洗トイレは使えず、目黒川へ水を汲みに行こうか、などというのは冗談でしかありません.家のトイレは使えない可能性が高い.避難所には断水時でも使えるトイレがありますが、尿意の度に避難所まで行くのも無理な話です.なのでトイレについてはあまり良い手はないのです.
便を固めてしまう簡易トイレがあります.それを買っておくのが最も安心かもしれません.

6.避難所はどこなの?

旧二中で今は学校サポートセンターという施設と、中目黒小学校、この2箇所です.

7.感震ブレーカーについて

転倒した電気ストーブなどから出火するケースがあるそうです.電気火災を避けるための「感震ブレーカー」が普及し始めています.地震発生時にブレーカーが落ちて家を停電させる役目です.ただし避難の妨げにならないよう停電時に作動する足元灯を併用されることをオススメします.
なお感震ブレーカーには、地震発生の瞬間に作動するタイプと、3分間ぐらい後に作動するタイプがあります.詳しくはお近くの電気店にご相談ください.

 

以上です.どーせ備えあっても憂いありですが、無いよりはマシです! よろしく!

Updated: 2016年5月14日 — 12:21 PM

1 Comment

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  1. ありがとうございました。
    大震災直後の想定はおっしゃるとおりだと思いました。

    人が生きるための最低条件は衣・食・住だと思います。
    そのうち、食と住は必須です。
    食べれば排泄もします。
    介護保険ではポータブルトイレを一割負担で購入できます。
    介護保険の認定を受けている人は今はまだ必要のない状態であっても、緊急時のために準備しておくことをお勧めします。
    私もそうしています。
    ただ、凝固剤とビニール袋もお忘れなく・・。

    それから提案ですが・・。
    熊本地震でも段ボールを組み立てたベッドが役に立っているようです。
    床に座れなかったり、寝ることが困難な人にとってはベッドはなくてはならないものです。
    段ボールを備蓄していただくことを望みます。

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